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いつ何があるかわからない人生。
身内が亡くなってしまい「喪中」となった年末年始。
さて、年末年始のいつもしていることは、喪中の場合は
どうしたらいいか知っていますか?
そんな意外と知らない喪中の年末年始について紹介します。



・年賀状


これは知っている人も多いと思いますが、
喪中の場合は、年賀状を送ることはやめましょう。
喪中葉書というもので事前に挨拶をしておくことです。

もしも、年賀状が届いてしまった時は、お祝いに関する
言葉を避け、「お世話になりました、よろしくお願いします
などの言葉で返事を書くと良いとされています。

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・正月飾り


一般的な常識として、正月飾りの門松やしめ飾りは
飾らないでください。

 

特に玄関や外から見えるところには近所から非常識だと
思われることもありますので、控えましょう。


・おせち料理


 


おせちは祝いの料理とされているので控えたほうが良いです。
よく四十九日を過ぎたらいいのでは?と聞きますが、
身内とよく相談して、なるべく紅白のものや祝いものとなる食材は抜かして作る、
など工夫も大事になってきます。


・お年玉


お年玉はもともとは神事なので喪中だからというのは
関係がなく、問題はないそうです。
しかし、紅白の水引などがついた祝いを表す袋は
避けるのがベストです。
あげたり、もらったりすのは特に問題はありません。




・宗教によっても違う過ごし方


どの家庭にも宗教というのがあると思いますが、
それぞれの宗教によっても喪中に対する考え方や過ごし方に
違いがあるので少し紹介します。

浄土真宗の場合は、喪中というものがないそうです。
阿弥陀様のところに還り、仏様になる。
ということで死を悪いものだと思わないという考えです。
なので、喪中葉書も出さず、正月もいつもどおり
過ごしても何も問題はないと言われています。

 

キリスト教の場合も。喪中というものがなく、
死は天に召されたもの。と考えられています。
特に禁止されていることがないので、好きなように
過ごしても宗教に反しているとなりません。



終わりに

喪中の年末年始の過ごし方、知らなかったこと
ありましたか?
宗教が違えば、考えや教えも全く違うものになるように、
人や家庭によってもさまざまな過ごし方があります。
絶対に禁止!というわけではなく、
あくまでも一般的にということですね。

ここで紹介したことを踏まえて、よく話し合って
過ごしたほうが良いでしょう。
(特にお年寄りは宗教などの教えが詳しくわかるので
参考に聞いてみるのも勉強になります。)