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藤原まつりは岩手県 岩手県西磐井郡平泉町で行われているお祭りで
春と秋の年2回開催されているお祭りになります。

特に5月に開催される春の藤原まつりはとても華やかで
見ごたえのあるお祭りになっています。
ここでは、5月に開催される春の藤原まつりについて日程や見どころ、
スケジュール等をまとめてみました。

藤原まつりってどんなお祭り?


 

まずは藤原まつりの概要です。
お祭りって何かを祝っていたり、願っていたりと何かしらの目的があります。
豊作祈願でお祭りをされている地域もたくさんありますよね。

で、この藤原まつりは何を目的にしているのかと言うと・・・源義経です。
源頼朝に追われて現在の岩手県にたどり着いた源義経を藤原秀衡や
地元民にかくまってもらったことを再現しているそうですよ。
この源義経公東下り行列というのがこの藤原まつりのメインイベントになります。
ちなみに、藤原秀衡は奥州藤原の3代目当主になります。

また、藤原まつりの歴史は長く第1回が開催されたのが1955年(昭和30年)になります。
それ以来、2011年の東北大震災以外は開催され続けている由緒あるお祭りなんですね。

春の藤原まつりが開催される日程とスケジュール


 

春の藤原まつりが開催されるのはゴールデンウィークの
5月1日から5月5日の子供の日までです。
この五日間の間にさまざまな催しが開催されます。

1日には稚児行列、3日には大イベントの源義経公東下り行列、
4日には中尊寺能・白山神社祭礼、5日には毛越寺延年の舞・弁慶力餅競技大会になります。

5日の弁慶力餅競技大会は力自慢を競う大会なので
力自慢の人は是非参加してみたい大会ですね。
また、そのほかにも郷土芸能が多数開催されるのでどの日でも
楽しむことができますよ。

春の藤原まつりの見どころは?


春の藤原まつりの最大の見どころは3日に行われる『源義経公東下り行列』になります。
これは平安絵巻を総勢100人で再現しているものになります。

源義経が源頼朝に追われて平泉にたどり着き、
そこで3代目奥州藤原氏や地元民に歓迎された様子を再現しています。

この『源義経公東下り行列』は朝に中尊寺坂下を出発して、
毛越寺で義経公ねぎらいの場を再現。

それから中尊寺金色堂に戻り奉拝するという流れで、
1日がかりになります。



この『源義経公東下り行列』で注目するところは源義経役です。
義経役は俳優やタレントが務めてきています。

中でも2005年の義経役には大河ドラマで義経を演じた滝沢秀明さんでした。
その時は過去にないほど観光客が来たそうですよ。

2018年の藤原まつりでは磯村勇斗さんが務める予定になっています。

まとめ


岩手県で開催されている藤原まつり。
ゴールデンウィークに岩手県に行く予定があるなら
一度は見ておきたいお祭りの一つですね。特に、
『源義経公東下り行列』は見応え充分だと思います。