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前回は複勝馬券は初心者にぴったりの馬券ということを
お話ししましたが、今回はその複勝馬券の勝率を上げるために
コンピ指数という物を使った方法をお伝えします。

コンピ指数ってなに?

コンピ指数とは日刊スポーツに掲載されている
『競走馬の能力を指数化した、日刊スポーツ独自の能力指数票
です。

また有料ですが日刊スポーツ公式競馬サイト激ウマプレミアム
でも同様に見ることができます。

コンピ指数は40から90までの数値で競走馬の能力を表します。
当然数値が高いほど能力が高く、指数の同じ馬が2頭いることが無いので
馬の能力の順番がハッキリしています。

また一番人気でも指数が90や70台などがあるなど
同じ一番人気でも信頼度が高い馬かどうか簡単に判ります。

またコンピ指数とオッズはほぼ連動しているので
どの馬が一番人気なのかも前日に判ります(イレギュラーもあります)

過去もデーター量も多く使い方次第では本命だけでなく穴馬を狙うことができ
初心者から上級者まで幅広い層が使うことができる有効なデーターとなります。

コンピ指数どのように使えばよいの?

このコンピ指数をどのように活用するかというと
たとえばコンピ指数1位の連対率

86~87→8割 88→8割5分 90→9割
程度の確率で連対します。

逆にコンビ指数1位の数値が85以下だと信頼度が著しく低下します。
的中率を考えるとできるだけ指数が高いコンビ指数1位の競走馬を狙うことをお勧めします。

またコンピ指数1位と2位の差が大きいほど1位の信頼度が上がります。
たとえばこのような場合

88 65 62 56 55 52 51 49 48 47 45 44 42 40
このような場合1位の競走馬の能力が抜けていると考えられるので
連対率が高く複勝だけでなく単勝も大丈夫かと思います。

そしてこのような場合

77 70 63 61 56 54 52 51 47 46 45 44 42 40

この時のコンビ指数1位の馬が77と非常に低いですが、オッズをを見てみると
単勝1.7倍のダントツの1番人気でした。

オッズだけを見ると単勝1.7倍は鉄板近い人気馬と言えますが、
コンピ指数1位の77は能力が低い競走馬といえるので、
連対する可能性は低くなります。

結局この1番人気は期待に答えられず、コンピ指数9番の競走馬が
1着を取りました。

このようにコンピ指数と実際の人気等の差異をみて、穴馬を探すことも出来ます。

終わりに

今回はコンピ指数の簡単な使い方をお伝えしました。

コンピ指数はいろいろな角度からの検証ができ、
使いこなすことが出来たなら
美味しい馬券を発見することや不要な馬券の購入を避ける事ができるので
研究してみると面白いと思います。