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先日友人が可愛がっていた愛犬が亡くなったと連絡がありました。

毎日愛犬のことを思い悔やんでそして泣き何もやる気がしない。
こんなんじゃあ亡くなった愛犬が心配するから、頑張ろうと思っても
何も出来ない・・・

かわいいペットを失った悲しみを十分知っている私は、
友人の行動をたかが犬に大げさとはとても思えませんでした。

今回はペットロスに悩んでいる人の為に
私の体験談を元にペットロス克服の方法をご紹介したいと思います。

今ペットロスに悩んでいる人の心が少しでも和らいでくれたら幸いです。

ペットロスが辛い!私の体験談

我が家にはペットが沢山います。
様々な種類のペットが総勢14匹!
沢山いるので1匹ぐらい亡くなっても辛くない?
と思う人がいるかもしれませんが、我が家にいるペットはどれも
可愛いので、亡くなった時の喪失感は物凄いものです。

最近では3日前に2歳のモルモットが亡くなってしまい。
後悔で涙が今も泣いています。


その子は婦人系の病気が発症してしまい、
リスクがあるけど手術で子宮摘出か、薬が効かなくなるまで、薬で誤魔化すか
という選択に悩んでいました

まだ2歳なので、手術を成功させて長生きしてもらおうと言う結果になりました。

でも手術中に突然の嘔吐!嘔吐物が肺に入ってしまい誤嚥性肺炎になってしまいました。
麻酔から覚め、呼吸がうまく出来なくても頑張っていましたが
病院で、皆に見送られながら、星になってしまいました。

そして後悔・・・
手術を決めたことが本当に正解だったの?
薬で誤魔化したほうが、あの子のためだったんじゃない?
もっと美味しいものを食べさせたかった
朝ちょっと喧嘩した
など、この記事を書いている時も思い出して涙が止まりません。

手術のリスクは覚悟していたのに、ちやんと看取ってあげれたのに
私達家族は、ペットロスになってしまいました。

眠れない涙が止まらない、ふとした瞬間思い出してしまい、涙があふれる
周りに人が見たら変な人と思われたかもしれませんが、
自分ではどうしょうもないんです。

そんな状況が落ち着くのには時間がかかります。
実際私もまだモルモットの死を受け入れられていません。

ペットを飼ったことがない人は
『たかがペットぐらいで泣くなんて大げさだ』
『そんなに悲しいのなら新しいの飼えば?』
等の言葉をかけられて傷ついたと言う話はよく聞きます。

こんな辛い言葉を投げかける人には信じられないと思いますが、
ペットはその人にとって家族です

その家族が死んだので泣いたり悲しんだりするのが当たり前です。
なので、泣きたい時は思いっきり泣いてください。

自分がおかしい?変なの?って悩む必要はありません

必ず時が解決してくれるので、
安心してペットとの思い出に浸って涙を流してください。

ペットロス症候群ってどんな症状?

ペットロス症候群の症状は、精神的、身体的に様々な症状が出ます。

うつ病
不眠
情緒不安定
披露や脱力感、無気力等
めまい
拒食&過食などの摂食障害
精神病様症状
(ペットの声や姿が一瞬現れたように感じる、錯覚や幻視・幻聴などや
ペットがもうすぐ帰ってくるという妄想など)

胃潰瘍などの消化器系疾患

私の今の状況は
不眠、情緒不安定、めまい、疲労や脱力感、無気力など
です。
ペットロス症候群の中では比較的症状が軽いと思います。

あんなに大好きだったモルモットにもう2度と会えない!
と思うと、毎日悲しくて泣きまくっています。

今までの場合は、家族と亡くなったペットの話をしたり、
写真や動画を眺めている内に、だんだんペットの死を受け入れることが出来て
上記の症状は納まりました。
なので、もう少ししたらモルモットの死も受け入れられると思います。

ペットロス症候群は家族と思いを共有する事と時間が解決してくれると思います。

日本医師会ではペットロス症候群の症状が1ヶ月以上続いている人は、
カウンセリングなど受診を薦めています

心療療法のプログラムは喪失体験からの回復過程を援助するプログラムもあるので、
症状がひどい場合はこのようなアプローチも大切です。

ペットロス症候群の克服方法は?

私はペットロス症候群の克服方法は、
時間が解決してくれるのを待つ
というのが一番だと思います。

当然日常生活に支障をきたす程のひどい症状が出ている場合は
病院などの受診をオススメしますが・・・

人によってペットの死を乗り越え方はあると思います。
我が家はペットの数が多く、毎朝家族全員で世話をしているのですが、
やっぱり、1匹でも世話をする数が少ないと寂しくなるんです。

なので我家の場合は、新しいペットを飼う事もペットロス症候群の克服方法だと思っています。

たった1匹のモルモットがこんなにも私の心を癒してくれていたのか、
いなくなってこんなに大きな穴を心に開けて去っていった・・・

私にとって、いかに大切な存在なのかを再確認した上で、
亡くなった子には悪いけど、新しいペットを家族として迎えています

ペットロスの克服方法に正解はありません。
正解があるとしたらあなたの心だけが知っているのです。

参考に一般的なペットロスの克服方法を調べてみたので、参考にしてください。
ペットロスの克服方法
1 思いっきり泣く
感情を抑えることはペットロス症候群の症状を重症化させると言われています。
悲しい時には思いっきり泣くことが大切です。
私も家族皆で大泣きしました。
今この記事を書いている時も思い出して泣いています。

2 ペットの死を覚悟しておく
生き物は必ず何時かは死にます。
いつも別れを意識して、不意の事故や病気で突然の別れにならないように、
しっかりと世話をする

3 供養をする
近年は、ペット専門のお坊さんや、葬式をしてくれる会社もあります。
まだペットが元気な内に調べてもしもの時に備えてください。

我家の場合は北海道の田舎ということも有り、
庭に歴代のペットを埋葬しています。
命日や気が向いた時にいつもお参りをしています。

最後を看取る

仕事をしている場合は難しいですが、ペットの最後を看取ることも大切です。
私の場合は、手術の日と次の日を有給をとっていました。
(治って歓迎するためでしたが・・・)
最後に涙を流して死んでいったモルモットの顔を思い出すと涙が出ます。
家族が揃うまで病院で頑張ってくれてありがとう。

遺品を作る

私はやりませんでしたが、
ペットの毛でマスコットを作ったり、爪や歯をカプセルに入れてキーホルダーにして持ち歩くなど
亡きペットと一緒にいるようで心が休まると言った意見も有ります。

気持ちを共有してくれる人と思い出話をする。

この方法は時間がかかりますが抜群の効果です。
私も家族と亡くなったペットの思い出話を沢山しました。
動画や写真を見ながら、時には涙や笑いながら・・・
時間はかかりますが、ゆっくりペットロスを解消出来ました。

自分を責めない

これは難しい事です。
私も手術しないほうが良かった?
あの時こうしていれば良かった?
もっと優しくすれば良かったなど
色々後悔をして自分を責めがちです。
でも亡くなったペットは戻って来ません。
それよりも思い出話を皆でして、ペットとの楽しい時間を振り返り
ペットといた幸せな時間を再確認して下さい。

かわいいペットの死はとても悲しく、
人間が死んだ時よりも悲しいかも?
とさえ思いました。

でも私は自分が死んだ時に、
あの世で今まで暮らしたペットが待っていてくれると信じています。

なので、ペットたちが心配しないような生き方をしたいと決めています。
先に逝ったあの子達が喜んで、話しかけてくれるようにと・・・

終わりに

ペットの死は本当に辛く悲しいものです。
そんな時は思いっきり泣いてください。

こんなに泣くなんておかしい?
こんなに泣いたらあの子が心配する?
そんなことは思わずおもいっきり泣いてください
ペットを失った悲しみは必ず時間が解決してくれます。

頑張ってください。
私も頑張って乗り越えます。

いつか虹の橋で大切なペットと再会できますように