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ケアレスミスは、ちゃんと注意していれば、だれでも防ぐことができるミスです。

そのため軽微なミスと思われがちですが、
その小さなミスが大問題に発展する場合もあります。
 
人間はだれでも間違いを犯す可能性を持っていますが、
ミスを頻繁に起こしていれば、信用がなくなってしまいます。

今回は新入社員やケアレスミスが続いている人のために
ケアレスミスを未然に防ぐポイントに付いてご紹介します。


ケアレスミスをなくすポイント1 メモを取る



 

ケアレスミスを防ぐために一番大切なことは
メモを取ることです。

何だそんなことか!
と思うかもしれませんが、
ミスを多発する人の特徴としてメモを取らない事があげられるのも事実です。

また私はメモをとっているのにミスが減らないという人は
そのメモをちゃんと読み返していますか?
読み返した時ちゃんと意味が通じる内容が書いてありますか?

メモはただ書くだけではダメです。
メモを書いた後に読み返して内容を確認しなければ、
メモを取ったことにはなりません。

また自分は記憶力に自信があるから十分に仕事に対応出来る
と自身がある人もいると思いますが、
1つの記憶で覚えている仕事内容はは希少です。
多くの人は幾つもの記憶を繰り返しながら仕事をしています。

メモを取り確認することで記憶にも残りやすく、記録として残るために安心です。

ケアレスミスをなくすポイント2 確認作業を怠らない



 

次のポイントは、確認作業を怠らないと言う事です。
これも基本的なことで、多くの人は当然のように行っているはずです。
ですが、それでも注意深く確認作業をしないとケアレスミスを起こしてしまいます。

きちんと確認しないと自分で自分のミスを見つけるのは大変です。
そのためには自分の仕事を客観的な視点で見ることが必要です。
一度一呼吸をおいて確認することが効果的です。

また一旦その仕事から離れる時間を設けることで、
気分を新たに確認することができるので、ミス発見に注意を払うことが出来ます。

そして可能であれば、上司や同僚に確認してもらうことで、
ケアレスミス予防策としてより心強いものになります。

ケアレスミスをなくすポイント3 集中する場所を見極める



 

ケアレスミスを無くす3つ目のポイントとしてあげられるのが
集中する場面を見極めると言う事です。

人間の集中力は長くて90分平均で60分です。
コレ以上無理に集中力を維持しようとしても
無意識の内に集中力が途切れてしまいます。
その集中力が途切れた時間にケアレスミスが多発してしまうのです。

そのような事態を防ぐために常に同じ集中力で仕事をするのでは無く
力を入れる場所を見極めて、緊張と弛緩を上手に使い分ける事が必要です。

これによって仕事でより大切場面で集中力が発生し、
ケアレスミスを防ぐことになります。

ケアレスミスが自分を成長させる


ケアレスミスをした場合、
そのミスがどうしておこったのか分析をして、理解を深めることが大切です。
その作業をすることでケアレスミスの少ない自分を作ることに繋がります。

気を付けていてもケアレスミスが発生することはあります。
しかしその時自分なりの反省をしたつもりになっても、時間が経てば忘れてしまいます。
 
その結果同じような失敗を何度も繰り返すことになります。
このような場合ミスを通じて経験値がたまらないので成長しません。

ケアレスミスを今後の対策として活かすためには、
自分がやってしまったケアレスミスをしっかりと分析することが大切です。

起こった時間
ミスをした内容
ミスをした考えられる原因
どうすれば防ぐことができるのか?
その後の対応
等を書き出して
上司や同僚と分析をして

分析内容をファイリングする事で
学習効果も期待できます。

ケアレスミスを分析&記録することは
非常に役に立つ学習教材になります。

このようなケアレスミスの分析を会社や部署で行ない
記録を蓄積することができれば今後起こり得るケアレスミス予想ができ
自分以外にも注意すべきポイントが解ります。

終わりに


ケアレスミスを防ぐための方法をご紹介しました。
基本的なことが多いですが、基本だからこそ
メモや確認作業を怠らず、大切なポイントに絞って集中力を高めることで
ケアレスミスを予防することが出来ます。
またケアレスミスの経験を分析することによって
同じミスを繰り返さない事が大切です。